ポンコのブー。ブーのポンコ。

 

まだ１歳ぐらいだった頃のポンコ。ブーは２歳年上だった。

ポンコはいつもブーにくっついていた。

まだチョコが来るずーっと前のこと。今から１５年位前のこと。

手のひらサイズのまだ目も開かないネズミの様なポンコが初めてうちに来た時、ブーはポンコを拒絶して家出をした。２日して戻って来た後もブーはカーテンの陰に隠れたまま、約２週間ほとんど何も食べず飲まずで衰弱しきってしまい、たまりかねて病院に連れて行ったのだった。点滴を打ってもらい１泊の入院の後、元気を取り戻したブーが家に帰って再びポンコと対面。同じ猫の匂いがするからなのか、目の見えないポンコはブーをお母さんと間違えて、おっぱいどこ？とブーのお腹をまさぐっていた。ブーは男の子だからおっぱい出ないんだよ。

何このもぞもぞ動く物体？と完全に拒絶していたブーだったのに、その時何かに目覚めたかの様に（父性愛？）突然ポンコの体をなめ始め、下のお世話までしてくれたんだった。ブーがポンコの親代わり、となる始まりのこと。

で、おっぱいは私の親指の付け根の やわらかいところ、となった。ポンコは毎晩夜中になるとおっぱいを吸いに、私の布団の中に忍び込んで来て、親指の付け根ところをちゅーちゅー吸っていたんでした。

今でもたまにちゅーちゅーなる。もうおばあちゃんなのに．．．。 

★今日の夕飯★

肉じゃが、あじの干物、ほうれん草のおひたし、とろとろめかぶ、なめこのみそ汁